このたび、プラスアドグループは、北九州市および、NIX EDUCATION社（本社：ベトナムハノイ市）と協同で、ベトナムから日本の企業への高度IT人材を育成・紹介する「ベトナム高度IT人財インフラ開発事業」に関する連携協定書を、2024年9月10日(火)に北九州市内で締結いたしました。
日本では、2030年までに約59万人のIT人材不足が予測されており、その解決策が求められています。その一方で、ベトナムは毎年5万人のIT系新卒者を輩出し、平均年齢32.7歳の若い労働力を持つデジタル国家として急成長しています。
ベトナムからの高度IT人材は、日本企業の人材不足解消の重要なリソースとなり、受け入れ地域に様々な効果をもたらす事が期待されます。
「ベトナム高度IT人財インフラ開発事業」は、ベトナム国内のトップクラス情報系大学に、日本企業での就職を目指す学生向けの、日本語とプログラミングスキルの専門コースを開設、参加学生は、長期（最長3年）のリモートインターンシップを通じた日本企業の業務経験を得た後、卒業後日本へ来日、就職を目指します。
北九州市は、地域経済の活性化を目指し、本事業の市内企業への広報活動支援、また、来日後のベトナム人材の生活支援等を行います。市は、これらの支援を通じて、企業と人材の長期的な成長を促進し、地域における多様性とグローバルな発展を後押しします。
プラスアドグループは、北九州市内（日本）企業とベトナム人材のマッチングを担当し、企業への高度IT人材の紹介、採用時支援、定着支援等を通じ地域経済に貢献します。
NIX EDUCATION社は、ベトナム国内において、専門日本語教育とプログラミングスキル教育を担当します。大学との連携により、日本企業での活躍を目指す学生向けの高度IT人材育成プログラムを推進します。
本事業を通じ、北九州市内（日本）企業の人材難解消、新たなビジネスチャンスの創出、地域経済の活性化や国際競争力の向上が見込まれています。
また、ベトナムの若者にとっては、国際感覚を養い、グローバル人材として活躍の場を広げる良い機会となり、日本、ベトナム両国の経済成長にも大きく貢献することが期待されます。
また、早くも本事業を通じ、域外企業（株式会社インプル/本社：北海道札幌市）の北九州市進出が決定しています。この様に、北九州市への企業進出を後押しする事も本事業に期待される効果のひとつとなっています。
プラスアドグループは、北九州市に本社を置く企業として、これからも地域の活性化に貢献してまいります。
